初めての結束
どうも。
本日はコンクール本番!
バスケで言うところの公式試合。
演奏のチャンスは一回きり。
今日の演奏で、自分達の実力が全て決められる。
どれだけ下手な演奏をしようと、そのときにしたものが自分達の実力。
勝負は一度きり。
男らしいねぇ。
というわけで、昼頃に集合。
なのだが・・
本番直前に重大なミスをするっていうのはジンクスなのかね。
とんでもないミスをした。
気づいたのは電車内。
とある先輩のとあるSNSでの投稿を見て気づいた。
ポロシャツ。
そう、服装である。
今自分がきているものは?
カッターシャツ&赤ネクタイ。
一応言うと、白ブレザーも持ってきていたりした。
一言で言うと、\(^o^)/状態。
全然笑えない。
まあ、気づいたからにはどうにかするしかない。
学校から家が近い人間と連絡を取り、もう一枚持ってきてもらうことに。
結論から言うと、予備は2人からもらえるよう約束できた。
一人目に連絡はしていたのだが、返事がなかったもんでね。
念のためにもう一人にも頼んでおいた。
後から話をきくと、ちょうど駅→学校間往復ダッシュ中で返信している暇などなかっただとか。
とりあえず、ありがとう。
このご恩は忘れるまで忘れない。
そうして、学校に到着。
発声・そして少しばかし通しをし、いざ出陣!
京都まで。
1時間ほどの旅路を経て、到着。
普段の通学(小旅行)よりも短い時間とはこれ如何に。
むしろここに住みたい、なんて思わなんわ。
田舎すぎ。
これじゃ我が家近辺と同レベル。
我が校の出番はかなり遅め。
部長さんがいい番号を引いてくださったので、なかなかいいポジションを獲得できた。
Bと比較されず、尚且つ最後の方という。
最後から2番目の位置だね。
出番のタイミングがよかったっていうのもあるのかもしれないね。
我らのライバルは、AグループならばK高校、Y高校といったところだろうか。
相手のレベルもなかなかに高い。
それなりの覚悟が必要である。
K高校の演奏はきかなかった。
というか、聞かせてくれなかった。
先輩曰く、「あの演奏をきくと鳴らしたくなるから」だとか。
確かにあの学校はものすごく鳴らしてるイメージがあるけど、けど・・
純粋にききたかった。
そうして過ごしている間に、自分達の出番が近づいた。
リハーサル等を済ませ、舞台袖へ。
ここでコーチがくださった「龍角散ダイレクト」をいただく。
なんだか、喉がとてもスースーした。
これは声が出そうな予感。
イメトレをしながら、本番が来るのを待った。
本番。
正直言おう。
龍角散、俺にはあまり合わなかったようだ。
全然声が出ている感じがしない。
やっぱり、個人差とかがあるのだろう。
ここで少し焦りを覚える。
何とか課題曲は歌いきる。
少しだけ失敗してしまった箇所があるのは悔しい。
ほかにも、自覚せずにしてしまっているところとか、あるのかもしれないけどね。
最後の「に」をのばすところで、響きだけにするのを忘れてた・・
声で押してしまっていた気がするけど、目だっていないかな。
目だってませんように。
それが俺の願い。
課題曲は特に問題はなかった、はず。
他校の生徒にも大人気「泳ぐ」。
しっかりノって、だがしかしその中でも指示はきっちり守りで。
自分としてはなかなかいい感じだったと思う。
指摘されていたラストも、頑張らずに歌ってみせたし。
というわけで、結果は・・
きいて驚くな。
全国大会、出場決定。
はい。
嬉しすぎて辛い。
まず、自分の所属している「グリークラブ」が全国に行けたことに対する嬉しさ。
そして、自分がその中のメンバーに入ることができたという嬉しさ。
きっちりとチームに貢献できたということによる、充実感。
最高ですた。
というわけで、あまりの嬉しさに叫びすぎた。
喉がイっちゃってますね。
今日ばかりは許しておくれ。
本当に嬉しい。
今にも叫びだしそうなくらいに嬉しい。
来年、再来年は俺らがより高い立場になって演奏することとなる。
来年・再来年も全国に行けるとは限らない。
だがしかし、部員であるからには、次のグリークラブを背負う人間となるからには、これを繋げる義務がある。
何としてでも繋げてみせる。
この気持ち、絶対に忘れない。
明日は部活はOFF。
ミーティングを少しだけするそうな。
7時間授業があるんだし、ミーティングをしていたら休みの意味がないと思うのは俺だけではないはず。
まぁ、頑張って喉を休めよう。
以上、長門ネ申!!