濃き思い出
どうも。
もう大晦日か。
早いようでとても長い一年だった。
何から始まっただろう。
生徒会役員選挙からか。
演説のグダりさえなければ絶対行けたよな、あれ。
やっぱ原稿なしはいかんわ。
ものすごく緊張する。
まぁ、いい経験にはなったんじゃないかな。
文化部長になれなかったのは未だに悔しいけど。
来年からは、文化部長は文化部に、宗教部長は宗教部に、運動部長は運動部に属する者しかなれなくなるんだっけ。
いい制度だね。
これで「無理やりでも役員になってやる」って考えを持つ人間はいなくなるはず。
実際俺らの年がそんなんだったからね。
「とりあえず生徒会役員やりたいからどれかの枠に入りたい」みたいな、そんな考えを持った人間がうじゃうじゃいた。
そんな奴らに役員になる可能性を阻まれるのは嫌だった。
みんながみんなそんな連中ってわけではなかったけどね。
少なくとも、今役員になっている連中の中にそのような考えを持って立候補したやつはいないだろう。
そう信じてる。
次に印象に残ったのは…総体やね。
試合終盤は、今までで初めてベンチを含めた「チーム全員」で戦っている、っていう風に思えた。
スリーポイントを相手に決められた後のラスト20秒。
あの間、俺(おそらく皆も)の頭の中に「負ける」なんて考えはなかった。
素晴らしいゲームだった。
今でも思い出すと鳥肌が立つ。
バスケ部に入部して、本当によかった。
今年の文化祭はそこまで印象に残っていないんだよなぁ。
最後の最後まで緊迫感のようなものが欠片もなかった。
タイムリミットである8時半を迎えて、何とも思わずに普通に帰った感じ。
他にも、思い出と呼べるものはたくさんあるはずなんだけど、思い出しているときりがない。
多すぎる。
いやー、濃い一年だった。
来年はいよいよ高校やね。
どんなDQNがやってくるんだろう。
俺はどんな生活を送っているのだろう。
気になるわ。
さっ、紅白で奈々様を拝みながら年を越すとしますかね。
一年間ありがとうございました。
来年も、一般中学生の日記をよろしくお願いします。
以上、長門ネ申!!