充実しすぎである
どうも。
いよいよ本日が文化祭当日である。
文化部の本気を見せる場。
クラスの力を競い合う場。
そう、これはまさに戦場である。
我々図書部は、何としてでも文化祭展示団体最優秀賞を受賞しなければならない。
この賞を取ることによるメリットは二つあると考える。
一つは、言うまでもなく打ち上げ。
今年は11月20日に行う予定である。
部員による活動のほとんどはこのためにしているようなもの。
それだけ重要なものなのである。
ちなみに、俺の学年は今まで二回連続で最優秀賞を受賞し、打ち上げも二年連続で行っている。
我々の活動の理由には、この記録を崩したくないというプライドもある。
少なくとも俺にはある。
二つ目は、来年の部員。
「三年連続で最優秀賞獲得」という称号があって、部員がやってこないわけがない。
来いよ、かわいい娘。
さらに、「三年連続で最優秀賞を取っているって、去年の三年どんだけすごいねん」といった感じで、俺らの評判も上がる、はず。
女子部員からの評価もうなぎのぼり、のはず。
三つ目は図書部の予算。
これは正直俺らの学年には関係のない話なので、どうでもいいっちゃどうでもいいのかもしれないが、来年の部員達にとっては必要であろう。
とにかく、最優秀賞を受賞して損はないのである。
以前にも書いたかもしれないが、昨日の8時30分の時点ではまだ展示は完成していなかった。
そのため、朝は7時頃から学校へ。
図書館にて朝練。
ひたすらつぶやくだけの簡単なお仕事。
つぶやきが得意な俺には適任のお仕事。
とりあえず、書ける分だけ書いておいた。
9時。
一般公開開始。
客までは見られなかったかな。
そのときは多分グリーの発声練習に行っていたと思う。
俺はグリーと図書部の二つに兼部しているから何かと大変。
さらには校内ステージの司会である。
まぁ、自分からしたくてしたんだけどね。
校内ステージだけで午前全部取られちゃったけど、こういうのも悪くない。
午後は、クラス展示をテキトーに回ったりかわいいおにゃのこ拝んでいたりしていたら、いつのまにか終了時刻になっていた。
大学に行ってブラブラしているよりかはよっぽど充実していていいわ。
無駄遣いの心配もないし。
今年の文化祭は、3年間で一番充実していて楽しかった。
その後、表彰式を行った。
それぞれ俺が文化部・宗教部の最優秀賞の発表、文化部長のKがクラスの展示・演劇の発表を行った。
図書部が勝ったのは壇上で微笑んでしまうくらい嬉しかったけど、校内ステージはグリーが負けてしまい残念だった。
グリーも一応(非公式だけど)打ち上げを考えていたわけですよ。
まぁ、仕方ないか。
あのクオリティならグリー行けると思ったんだけどなぁ…
やっぱり芸とかあった方が楽しいし栄えるもんな。
仕方ないさ。
というわけで、最高の文化祭を行うことができました。
後輩よ、来年もよろしく頼むぞ。
以上、長門ネ申!!